先日、はじめてご依頼をいただきましたお客様とのお話です。

「今まで利用していたクリーニング店で『汗抜きクリーニング』をしてきたのですが、しかっりと汗が抜けていないのではないか?」といったご相談をいただきました。

スーツを手に取ってみたところ、触っただけで汗汚れによるゴワツキがはっきりと分かりました。

おそらくですがこちらのスーツは水洗いなどは一切されておらず
水溶性汚れの分解能力のある溶剤を配合したドライクリーニングだけを繰り返してきたのだろうと思います。

このような方法であってもクリーニング店によっては『汗抜きクリーニング』といった売り方をしています。

 

実際にこちらのスーツをウェットクリーニングで承り、洗浄水に通してみたところ、
たちまち洗浄水は真っ黒の濁った水となりました。

この汚れは汗や塵だけではなく以前のクリーニング店のドライ溶剤の汚れの影響もあると考えられます。
(ドライ溶剤の管理につきましては前頁にてご説明しておりますhttp://azr.jp/2017/02/01/

すべてのウェットクリーニングの工程とハンドプレスをおこない、後日お客様に納品にお伺い致しました。

スーツを手に取られたお客様は本来の生地の柔らかさに戻ったことに驚き、その場でジャケットを羽織られて「ものすごく軽く感じますイイですね。」とさらに驚きになられました。